エルチャルテンの横を流れるラスブエルタス川(Ras Vueeltas river)でラフティングを体験しました。
街のメインストリート、サンマルティン通りの終わり付近にたくさんの正三角形で作られたドーム状の建物が事務所でした。朝の10時集合。
30分前に到着し、参加者の確認後、ウェットスーツに着替え、ライフベストを装着し、足裏に地面を感じる足袋のようなウォータープルーフの靴を履きます。
当然ですが更衣室は、男女に分かれています。しかし、この空間が何とも言えないモアっとした空気がよどんでいます。そう汗のにおい。剣道場のにおいです。
その後責任者より指導がありました。その際、私の二の腕をつかまれました。”ええ年なのに、こいつの筋肉はだいじょうぶだろうか。”と思ったのでしょう。失礼な。
時間ギリギリに、最後のペアがきて、事務所の前で記念撮影。
本日の参加者はブラジル人、ノルウェー人、アルゼンチン人、日本人計9人、うち4名は家族でした。
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ミニバンに参加者を乗せ5分ほど走ると砂地の河川敷に到着。ここで、改めてオールの使い方や、ボートから転落した時の対応などの指導がありました。
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ひととおり指導が終わると、いよいよボートに乗り込みます。ボートは2台、4人家族と一人の青のチームと残りの私も含めた4人の白のチームに分かれ、それぞれに指導スタッフが船尾に乗り込みました。
このほか、小型カヤックに乗るスタッフが1名。
陸域からスタッフが強く押すとボートはゆるやかに川の流れに乗り、メンバーはオールを構えスタッフの「フォワード」という指示で漕ぎます。
私は2列目の右側、前列のオールの動きに合わせないとオールがぶつかってしまう。
前列の人は多分分かってないと思うが、タイミング合わせが結構難しい。
はじめのうちは、川の流れがゆるやかで指示通り、想定通りの動きだが、徐々に川の様子に変化が出てくる。
一部は川幅が狭まり、一部では段差が生じている。
そのたびにボートは大きく前後左右に揺れ、オールの操作、力加減も絶妙にする必要がある。
大きく揺れると体が河川に飛び出しそうになるが、シート部分と床面との隙間に足先を強く入れ込み、転落しないよう力を込める。
こうした変化、激流がより大きなものとなると、指示を出す背後のスタッフの声も大きくなる。
これら難所を抜けたとき、スタッフは「セレブレーション」と叫ぶ。
そして、メンバー全員がオールを宙にあげ、ハイタッチをする。
ボートは、川の突然のうねりで右へ左へ、波をかぶったり、突き出た岩にぶつかったり、ゆるやかな流れになったりを繰り返し、また突然激流に変わる。
そこを乗り越えると、またセレブレーションの掛け声で一致団結する。
流れがゆるやかになったときは、周りの風景に目をやる余裕も出てくる。
ふと目をやると高台に、グアナコの群れがあった。
かなり遠方の背後には、この町の象徴フィッツロイが見えた。
そして、また激流。セレブレーション。結構長いこと漕いだなあと思いつつ
そうこうすると、なにやら流れが緩やかになったところで、メンバーの一人が突然川に飛び込んだ。続いて他の数名が飛び込み、これを船尾のスタッフがボートに引き上げた。
ツアーは、ここで終了。
最後に安全な場所で飛び込むのがお約束だった。
すぐそばの河川敷に迎えのワゴン車が待機していた。
都合、17㎞、約2時間のアトラクションであった。
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