ゴンサールからメリデまで30㎞と少し。距離があるので早めのスタートです。
巡礼路に緑の通路がありました。
メリデに入る少し前の小さな集落のバルに入り、ハンバーガーを注文しました。
ここで、なぜハンバーガーを取り上げるかと言うと、味付けのことです。
日本のハンバーガーは中身のパテやチーズの具材ばかりでなく、照り焼きだのバーベキュー味だのそのソースにこだわり提供されていますが、この写真のハンバーガーには初めからソースがありません。
小さいパウチのケチャップとマスタードが添えられてあり、自分で塗ってね、というスタンス。マクドナルドはマドリードなどスペインの大都市にはあるのですが、こういうところとは最初から勝負しないという姿勢でしょう。食に対する文化の違いでしょうか。
途中の小さなバルのモニュメント
巡礼路上にあじさいが咲いていました。
メリデの少し手前のフレロスにあるローマ橋
M氏とるるぶ
メリデの中心部のバルのテラス席で鎌倉在住と言う日本人のM氏と遭遇しました。M氏は60過ぎくらい、巡礼を初めて3日目で、巡礼コースはサリアから入りサンチャゴコンポステーラへ行くという。
サリアからの道のりがかなりこたえたようで、”このコースは大変だったでしょ”と私に問いかけていたのですが、”そうなんですか”とやんわり否定するような反応でかえしました。それよりもオセブレイロの方がこたえたからですが、そんなことより私の疑問は、M氏の所持品”スペインのるるぶ"でした。これで、巡礼するのにどれだけ役に立つのだろうか。
M氏は次の宿を確保してないようでしたが、メリデから、終点のサンチャゴコンポステーラまでのこり50数キロ、2日あれば十分の距離なのですが、M氏は3日かけようか迷われていました。そんなに考えるとこでもないのですが。
スーパーの魚介類
メリデのスーパーマーケットを覗くと、新鮮な魚介類が並んでいました。
メリデは内陸部で近くの海まで100㎞程度ありそうですが。
この日の宿、サンアントンの傍の教会です。

